アスベストの大気中への飛散リスクと,作業者のばく露リスクが最も低い工法として注目を集めているのが,ウォータージェットによる工法です。
100~245MPa(約1000~2500気圧)の超高圧水を噴射して,アスベストを含んだ塗材の除去を行います。

静音性

(作業箇所付近5m以内)

(足場外と本体付近)

作業内容手順

以下,アスベストを含んだ仕上塗材を除去する工法を一覧にしたものです。ウォータージェット工法は効率性,安全性の面において多くのメリットがあります。

  • STEP.01

    事前調査
    事前調査報告書と施工計画書の提出
    *提出は従来通りに労働基準監督署と保健所へ

    機材搬入・仮置き

    真空掃除機による清掃

    飛散防止養生 
    (ディスクグラインダー工法は隔離養生)
    (超高圧水洗工法及び超音波ケレン工法は床養生)

  • STEP.02

    環境測定(作業前) 

    高圧ポンプ車

    水処理システム設置・接続

     超高圧水洗機(セルローター)の設置・接続

     通水テスト・機器類稼動

  • STEP.03

    環境測定(作業中)
    ディスクグラインダー工法*作業中常に計測
    超高圧水洗工法・超音波ケレン工法*通常通り計測

     外壁塗膜材撤去

     廃石綿袋詰め作業

  • STEP.04第三者立会取り残し検査
    ※分析結果にて不合格の場合はSTEP.3へ。

    (超高圧水洗工法以外) 
    飛散防止剤(固化材)塗布

     養生撤去・袋詰め作業

     真空掃除機による清掃

  • STEP.05環境測定 (完了) 

     各機材搬出

  • STEP.06分析結果を委託契約書と一緒に持込 

     廃アスベストの産業廃棄物処理

     環境測定完了